2025年10月6日~10月11日営業職男性
- ※所属部署は研修時のものです。
コドルニウグループ傘下のワイナリーであるボデガス・ビルバイナス社、ライマット社とコドルニウ社を訪問。各ワイナリーの歴史、文化、栽培、醸造哲学、ブランド背景までを現地で学ぶことができ、大変有意義な機会となりました。
まず、「ボデガス・ビルバイナス社」では、リオハ地方における伝統的なワイン造りについて学びました。ブドウ畑では土壌の違いや自然環境に配慮した栽培方法、害虫対策や下草管理など、持続可能な農業への取り組みを実際に自身の目で確認。また100年以上続く古い歴史のある地下セラーや素晴らしいワインのテイスティングを通じて、長い歴史の中で培われてきた品質へのこだわりと個性を深く理解することができました。リオハを代表する生産者を訪問し、この地区の持つポテンシャルを十分に感じる貴重な体験となりました。
ボデガス・ビルバイナスのブドウ
ボデガス・ビルバイナス熟成樽
次に訪問したコステルス・デル・セグレ地区の「ライマット社」では、約3,000haという広大な土地に大規模なブドウ畑を所有、先進的な灌漑設備、自然との共生を重視した農業の考え方を学びました。特に印象的だったのは、「手をかけすぎず、自然とのバランスを保つことが重要である」という考え。実際に広大なブドウ畑を自転車で巡りながら、土地・水・気候を活かした栽培管理や、将来を見据えた持続可能なワイン造りについて理解を深めました。地球規模で自然環境が厳しくなる状況下でも安定した品質のブドウ栽培を模索するひたむきな努力を肌で感じ、今後の販売にもより熱い意識で生産者を支えるべき存在でありたいと強く感じました。
醸造責任者ジョアン氏の案内で3,000ヘクタールにも及ぶ広大な畑を自転車で巡った
ライマット社にて
最後はバルセロナから車で40分ほどの「コドルニウ社」本社を訪問。1551年創業という長い歴史と、1872年にスペインで初めてCAVAを製造したパイオニアとしてその価値、歴史を体感。著名な建築家による歴史的なワイナリー建屋や数十キロにも及ぶ巨大な地下セラーの見学を通じて、伝統と技術革新の両立を継続して行ってきたコドルニウ社の長きにわたる足跡の軌跡を学ぶことができました。醸造責任者であるブルーノ・コロメール氏が自ら説明してくださったテイスティングでは、カバにおけるブドウの酸味とバランスの重要性、熟成による品質の違い、奥行き、日本食との相性の良さなどについて深く学び、商品特性の理解をさらに深めることができました。また、現状に満足せずに造り手の「常に改善者であり続ける」という強い姿勢から、ブランドの価値向上に向けた強い信念と熱意を感じることができ、日本市場での存在感を高めるべく、今後も販促活動に努めます。
コドルニウ社。歴史を感じる社屋。
地下セラー
テイスティングの様子
今回の研修を通じて、ワインはその土地の気候や土壌、歴史、生産者の哲学が一体となって生み出されるものであることを改めて実感。ワイン生産者に共通していたのは、自然との共生、持続可能性、そして品質を支えるバランスを何より重視している点でした。現地で造り手の声を直接聞き、テロワール、ブドウ畑や醸造設備、その土地のお料理との相性、文化までを自分の目で見ることで、日頃の営業活動では得られない深い理解につながりました。