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マリーブリザール研修

2017年11月実施営業職男性

  • 所属部署は研修時のものです。

歴史と伝統のリキュールメーカー マリーブリザール社を訪問

今回、日酒販が輸入しているリキュール、マリーブリザール本社、工場へ見学に行き世界トップクラスのリキュールメーカーについて研修を受けました。

9月より移転したパリ市内の本社にてマリーブリザールのセミナーを受けました。
セミナー内容はマリーブリザール嬢とマリーブリザールの歴史、マリーブリザールの特徴、主力商品であるアニゼットについてと非常に濃い内容でした。

印象に残っているのは、マリーブリザールの歴史についてマリーブリザールが設立された場所であるボルドーという港町が大きな役割を果たしたと説明がありました。港町だった為、船乗りがアニゼットを運び、帰りの便で各地のフルーツを物々交換で持ち帰る等商品開発や、他国への輸出等様々な面で大きな役割を果たしたとのことです

また造りについてですが、マリーブリザールは世界で初めてシトラスフルーツを蒸留してリキュールを作ったメーカーとの話もありました。コアントロー等よりも約100年早く発売している為、ヨーロッパ等ではオレンジ系リキュールがかなりのシェアを占めているとの説明もありました。

セミナー参加者からもはリキュールのセミナーを初めて受けとても良い経験になったとの声が多く挙がりました。

セミナーの様子
グリーンアニス等様々な原料
エリーン氏による新ボトルの説明

スペインに移動しての工場見学も普段体験できないリキュール製造の現場を見れたことは貴重な経験になりました。

驚いたのは人がほとんどいなくオートメーションにて工場が稼働しているとのことでした。実際見学時に見かけた人は数人で、聞くところによると年間3,000万本生産する工場を40人程で機能させているとのことでした。レシピや製造工程も全てシステムで管理されており自動で製造が行われているため、そこまで人の手はかからないとのことです。

マリーブリザールスペイン工場は稼働して1年という短い期間にも関わらず年間約3,000万本の生産をオートメーション機能によって生産されている、また、必要な部分には人の手が加えられることにより他社には出せない強い果実感、フルーツ感、ボリューム感を出しているということが分かりました。

ボトリングライン
蒸留器