スコットランド研修

2019年9月8日~9月14日営業職女性

  • 所属部署は研修時のものです。

本場スコットランドの蒸留所巡りでウイスキーの歴史と文化を体感!!

2019年9月8日〜14日の日程でスコットランド、アイルランドへ研修に行かせて頂きました。

カーデュ蒸留所

ジョニーウォーカーのキーモルトとして有名なスぺイサイドの蒸留所を見学。カーデュ15年や21年ゴールドリザーブ、アンバーロックなど珍しい商品を試飲しましたが、カーデュの特徴はどのアイテムにも軽快な味わいがあるという点です。柑橘系の風味のものから、カスクストレングスのようなアルコールが強くガツンとくるものなど様々な商品がありましたが、どれもいい意味で余韻が少なく嫌悪感をもたらす癖がありませんでした。

ヘレン・カミングが創設者ですが、女性が創業したウイスキー蒸留所はスコットランドではカーデュが初です。女性の活躍を記した展示物も飾られておりました。密造により3回も逮捕されたという裏話も聞くことができ、それでもなおウイスキーを造り続ける情熱があるからこそ、今や世界で愛されるウイスキーのキーモルトを成しているのだと思います。

ウエアハウスにて
試飲

ブレアソール蒸留所

ベルスコッチのキーモルトを造るブレアソール蒸留所。ブレアソールという名前は、近くのブレア城にすむアソール公爵と交流があったことが由来となっているそうです。ここの特徴は水が綺麗というところです。標高が高く、蒸留所より上に家がないことから、生活用水が混ざらないため引いている水はそのまま飲むことができます。蒸留所にはウイスキーの仕込水用の貯水池があり、水の違いでユニークな味を生み出せるそうです。バーボン樽で貯蔵するとバニラやハニーのようなフレーバーが生まれ、シェリー樽だと干しブドウなどの果実のようなフルーティーな香りが生まれるようで、両方をマリッジ(ブレンド)することでバランスがとれ、飲み口もスムースなウイスキーになるそうです。

スコットランド最終日にエジンバラ城の観光のついでに寄ったウイスキー博物館では、アトラクションに乗りながらウイスキーの蒸留工程を学び、スコットランドのウイスキー名所であるハイランド・スペイサイド・ローランド・キャンベルタウン・アイラ、5地域のウイスキーの香りや味わいの違いを確かめることができ、非常に勉強になりました。最終日にはアイルランドのギネス工場にも行かせていただき、夜はパブも訪問し、アイルランドのビール文化にも触れることができました。アイルランドはどこでもビール!日中はギネスの生樽を積んだトラックが行き交っていたことが印象的です。スコットランドのウイスキー文化もアイルランドのビール文化もラグビーワールドカップや東京五輪の影響もあり、今ならば取り入れやすいと思います。

ウイスキー博物館にて

蒸留所や工場に行かなければ気付かなかった発見を、社内及び得意先に伝えスコッチウイスキーの露出度を増やしていきたいと思います。この度は、海外研修に参加させていただき有難うございました。この経験を今後の営業活動に活かして参ります。