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イタリア研修(2018年)

2018年2月19日~2月25日営業職男性

  • 所属部署は研修時のものです。

イタリアのワイナリー3社でワインの試飲と料理とのマリアージュを体験!

2018年2月19日~25日までイタリア研修に参加させていただきました。

最初に訪問したイタリア北部にある「メッツァコロナ社」は約110年前は10社程度で共同組合として設立され、現在は1600社の組合で構成されています。

ブドウ畑は標高の高いドロミテ渓谷にあり、ミネラルが多く含まれ、水はけの良い土壌で生産されるピノ・グリージョやシャルドネは高い評価を受けています。

ドロミテ渓谷
”MEZZACORONA”シリーズ

2社目の訪問先はランブルスコを製造している「キアリ社」を訪問。キアリ社は150年以上の歴史があります。通常、他社の同価格帯のランブルスコは二次発酵をする際にグラニュー糖を使用しますが、キアリ社は「モスト」というワイン用ぶどう果汁を使用し全てブドウのみで製造しているのが特徴です。

キアリ社正面
使用しているコルク

3社目の訪問先は南イタリアにあるベラノーヴァなどを製造している「テッレ・ディ・サヴァ社」を訪問。

ワイナリーは輸出に力を注いでいて、輸出比率が80%以上、世界70カ国に輸出をしております。

主な輸出先はドイツ、イギリス、スイス、日本との事です。夏場の気温が非常に高く、ブドウの収穫は朝早くにしか行えず、湿度が低く害虫も少ないため農薬をあまり使用しなくてもよい環境です。

また、暑さからワインを守るため保管は地下に貯蔵し、一定の温度管理を行っています。

地下貯蔵庫
ベラノーヴァ他、多数試飲

今回の研修を通して、イタリアの各ワイナリーで様々なワインの試飲と料理とのマリアージュを体験致しました。また、各ワイナリーの品質管理の意識の高さも体験し改めて我々が日本市場での販路拡大をし少しでも生産者の方々に恩返しが出来る様、努力する必要性を感じました。