- Interview 01
- 社員インタビュー
流通本部 営業部
営業職 M.N
2019年入社/法学部卒
自分が好きなことであれば、何があっても全力を注ぎ込むことができる。そう考えた時、思い浮かんだのが、お酒を飲んで皆と楽しい時間を共有する楽しさ。そんなお酒に携わりたくて、さまざまな酒類を扱う日酒販を志望。選考過程で印象がどんどん良くなっていったこともあり、迷わず入社を決めた。
※掲載内容は、インタビュー当時のものです。
- 現在の仕事内容について
- 大手スーパーマーケットチェーンを担当するなか、
その時々のニーズをつかみ、期待以上の提案を行う
首都圏約30店舗を展開する大手スーパーマーケットチェーンと、約25店舗を展開するオーガニック・スーパーマーケットチェーンを担当し、本部のバイヤーとの商談を通して営業活動を行っています。競合環境も厳しいなか、成果をあげていくために重要になるのは、バイヤーがいま何を求めているのかをつかむこと。メーカーとの打ち合わせや業界ニュースなどを通して酒類トレンドにアンテナを張るとともに、得た情報のもとバイヤーと会話をするなかで、「こんな提案をしたら興味を持ってくれそう」「その要望ならこの商品を」などと考えを巡らせます。たとえば、「日本のワインを探している」と聞けば、メーカーと連携して、得意先の店舗で売れる売価・テイストの日本のワインを探して提案。また、全店舗で従来以上に売上を伸ばしたいという要望には、メーカーと協力して景品付き商品や期間限定のフレーバーを提案したり。提案が採用され、全店舗へ展開後、消費者の手に届き、得意先の売上につながった時は大きな手応えを感じます。
- 転機となった挑戦について
- チャンスを逃さず、得意先との関係性を深耕
その先に実ったスパークリングワイン提案の成功
オーガニック・スーパーマーケットを担当するなか転機になったのは、全店舗で酒類販売の強化を図るタイミングで、バイヤーがワインメーカー出身の方に交代したことでした。このバイヤーと信頼関係が築ければ、大きく売上を伸ばすことができるはず。そう感じた私は当時、ソムリエの資格を取得したばかりで、さらに知識を深めたかったこともあり、バイヤーに教えを請い、一緒にワインメーカーの試飲会にも行くように。そうして関係性を築いたうえで大成功したのが、自社輸入しているスパークリングワインの販売提案です。提案のきっかけは、以前採用していただいた商品の追加注文がなかったこと。そこで、その時よりも買い求めやすい価格設定にすることで消費者へのリーチを拡大すべく、社内の担当部署と交渉し、特売施策を提案したところ採用へ。ただ並べるだけでは商品は動かないので、店頭スタッフが商品の特徴や味わいを説明できるよう試飲サンプルの配布やワインセミナーを実施し、私自身も店頭に立って試飲販売を行いました。結果、得意先の売上に大きく貢献。どんな提案をし、どんな動き方をすれば結果が出るかを肌で実感できた挑戦となりました。
これまでの
キャリアを
振り返って
- 2019年
- 西東京支店にて営業研修。小規模な酒販店10件を担当し、それぞれの経営状況やニーズに合わせた提案活動を行う。支店長の厳しくも愛情深い指導のもと、どう売上数字をつくるか、という基本的な考え方を学んだ。
- 2020年
- 名古屋支店へ異動。量販店、業務用酒販店、生協、ECなどさまざまな業態を担当。なかでも業績好調な地場のスーパーのバイヤーと深い信頼関係を構築し、売上倍増を実現して先方に貢献できたことは大きな自信につながった。
- 2022年
- 東京へ異動し現部署に配属。量販企業2チェーンを担当。ソムリエの資格を取得し、得意先に対してより専門知識を持ってワインの提案を行えるように。得意先のバイヤーと良好な関係性を築いていく過程に喜びを感じている。
- これからの目標について
- これまで培ってきた知識をさらに深掘りし、
人びとが日常的に楽しむ“酒文化”をつくっていきたい
担当する2つのチェーンの両バイヤーとも私を信頼してくれていて、提案に対していつも、「あなたが言うのなら、やってみよう」と、前向きな対応をしてくださいます。そんな強固な信頼関係のもと、商品だけでなく、売場の提案にも積極的に取り組んでいきたい。そう思い描いていたところ、国際事業部 輸出事業課への異動が決まりました。実は輸出業務は入社後からずっと希望していた仕事。どの部署であっても、「日本酒、焼酎、ワインを年齢性別問わず、日常的に楽しく飲む酒文化をつくりたい」という自分の思いは変わりません。たとえば、世界を見渡してみると、酒類の選択肢が非常に限られている国や地域もあります。そうした国々に、日本酒や焼酎など、日本のお酒の豊かさを伝えていけたらなと思っています。海外へフィールドを移し、これまでとは違う世界を見ることで、さらなるスキルアップが実現できると思い、いま、期待に胸を膨らませています。