お客様と踏み込んだ会話ができる喜び。お客様と踏み込んだ会話ができる喜び。

同じレベルで話がしたい!

幼い頃から食べることが大好きで、食への興味が大変深く、大学では栄養系の資格を取得しました。
食に関する知識をたくさん身につけたいと思っていたことと、配属となった部署の仕事内容が「食」と密接に関わっていたことからこの資格取得を決意しました。

また、お得意先やお取引先のメーカーをはじめ、同じ部署の先輩方の多くがこの資格を取得しており、同じレベルで話がしたいと思ったからです。

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社会人になって「勉強する」ことの難しさ

この資格取得のためには、必須となる主催団体の通信教育テキストを活用します。
内容としては毎月テーマが設定されており、そのテーマのテキストを読み、問題を解く形式でした。
試験問題はそのテキストを中心に出題されるので、繰り返し読み直し、内容を頭に叩き込みました。

学生時代に栄養学を学んでいたので、専門用語には馴染みがありましたが、卒業してからのブランクがあり、記憶を呼び起こすのに苦労しました。

また、他の資格を取得する際にも言えることですが、社会人になって勉強するということはなかなか難しいものです。
主に休日を活用して勉強をしていましたが、「せっかくの休日だから遊びや飲みに出かけたい」という衝動を抑えるのは大変でした!

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取得者に話を聞くことも対策のひとつ

問題集を解いてみて、わからなかったところをそのままにしないできちんと理解をすることです。

問題集の問題だけではなく、関連する箇所もテキストを参考に暗記をしておくと応用問題にも対応できるので得点アップにつながります。

また、この資格を取得している方に具体的にどのような箇所が、どのように出題されたかを聞き、対策をしておくこともポイントの一つかと思います。

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お客様と踏み込んだ会話ができる喜び

資格取得当時に私が担当していた得意先はコンビニエンスストアのお弁当やデザートを製造する「中食(持ち帰ってすぐ食べられる食品)」業態で、「食」をより引き立たせる素材としての「お酒(リキュールなど)」を提案していました。

お客様との会話の中で、工場内の製造や衛生に関する言葉があがったときに、テキストで学んだことを思い出して話をしていました。
このように、お客様と踏み込んだ会話ができ、少しでも悩みを解決し力になれたことは、資格を取得して良かったと思える点です。

現在はその業態の担当を離れ、「食」と密に関わることはなくなりましたが、「食べること」は毎日の生活に欠かせないことであり、その安全性がますます重要視されています。学んだ知識を忘れないように、日々の生活に役立てたり、お客様との会話に取りあげたりすることで、資格を有効に活かせるフィールドを広げていきたいと思います。